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白地黒被龍文瓶/清時代 18世紀/石川県能登島ガラス美術館蔵/撮影:品野与四寛
乳白色ガラスに黒色ガラスを被せ、胴の上下列それぞれに龍文を彫った一対の瓶。
古代中国で祭祀用の飲酒器を模した器形をしており、中央を巡るように施された5段の亀甲文、
龍の鱗やたてがみが細部まで丁寧に線彫りされています。
爪が4本であることから皇族用として作られた物と思われます。
企画展「吉祥 中国清朝のガラスと祈りの文様」の会期も残りわずかとなりました!
ラストスパートをかけ、SNSにて展示中の作品をピックアップしてご紹介します。
まだ展覧会を見ていない方は、予習も兼ねてご覧ください。
青地黄被花鳥文瓶/清時代 18世紀/石川県能登島ガラス美術館蔵
撮影:岡村喜知郎
目が覚めるような青色ガラスに黄色のガラスを被せ、花鳥文を浮彫りしています。
この二色の組み合わせは被せガラスの中でも珍しく、青は天を、黄は大地と繁栄を表しています
吉祥文様に込められた願いや意味について学びながら、スチレン版画でオリジナル絵はがきを作ります。参加者募集中。
蝙蝠(こうもり)は、「蝠」が「福」と同じ発音であることから幸福を意味し、陶器などにも多用されています。
開催日:2021年11月21日(日)
申込み:要電話予約 TEL0767-84-1175
本日下記時間帯は、団体のご予約があり、館内密集防止のため入館をお待ちいただく可能性があります。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
尚、時間帯は変更する場合があります。
16:20~17:00 (閉館まで)
金魚には「学識や知識が非常に豊富」という意味があり、中国で好まれる文様の一つです。
吉祥文様に込められた願いや意味について学びながら、スチレン版画でオリジナル絵はがきを作ります。
参加者募集中です。
専用の絵具を使用してガラスに絵を描く、「ガラスの絵付け」を開催します。ご参加お待ちしています。
会場 能登島地区コミュニティセンター敷地内
日時 2021年11月7日(日)10:00~
清時代、歴代皇帝の庇護を受けてガラス製作が発展し、中でも色鮮やかで不透明なガラスを厚く被せ、吉祥文様を浮彫りにしたものが多く作られました。中国清朝ガラスの美と技を、文様に託された意味とともにご覧ください。
会 期: 2021年12月12日(日)まで
開館時間: 9:00~17:00 (12月から9:00~16:30) ※入館は閉館の30分前まで
観 覧 料: 一般800円、中学生以下無料
図書館コラボ企画第2弾として、10月17日(日)に開催。展覧会「吉祥 中国清朝のガラスと祈りの文様」を子供向けの解説付きで見学した後、ガラスに絵を描く体験もしました。画像は、幸福のシンボルである蝙蝠を探しているところです。見つけられたかな?ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
展覧会は12月12日(日)までの開催です。ぜひ、ご観覧ください。