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このたび、新商品として鼻煙壺柄の『メモ帳』¥100(税込)の
オリジナルグッズを発売することとなりました。
お手頃価格なので、お友達のお土産にピッタリ!
「ページ・イン・ヒストリー」 アンダ・ムンケヴィカ 2016年 撮影:岡村喜知郎
濃い緑色の分厚いガラスを裏打ちするように、白い不透明ガラスが貼り合わされています。それが裂け、捻じ曲がり、斜めに走った亀裂が稲妻のようで、力強いダイナミックな作品です。雪原に突然落ちた雷と、それによる破壊と混乱。予期せぬ衝撃が止まっていた何かを動かす、「歴史の1ページ」と言われる瞬間はこのようなものなのかもしれません。
7月29日は石川県能登島ガラス美術館の開館記念日です。
“ありがとう”の気持ちを込めて、今年は7月25日(土)・26日(日)の2日間にわたって開催します。
★ 7/25、7/26
ご入館の方全員に当館オリジナル絵はがきセットをプレゼント♪
★ 7/26
①七尾市民入館無料デーです!
七尾市民の方(高校生以上)は、受付で七尾市民であることを証明できるものをご提示ください。(運転免許証、健康保険証など)
②ご入館先着100名様に限定グッズをプレゼント♪
余ったミラーシートで実験。
一つは18㎝、もう一つは9㎝、長さが違う鏡の筒を作ってみた!
画像はそれぞれの筒を覗いたときに見えたパターンです。
使っている鏡の枚数は同じだけど、筒の長さを変えただけで見え方がちょっと違う。
君はどっちの見え方が好きかな?
ぜひ試してみてね。
本郷先生に作り方を教えてもらった万華鏡は、身近にあるモノや周りの景色を覗くことで、いろいろな模様を見ることができるよ。
※太陽や照明など、強い光を見ないようにしてね。
下の画像は、美術館のロゴマークを覗き込んだ時に見えた模様だけど、実はそれぞれ使っている鏡の枚数が違うんだ。2枚、3枚、4枚の鏡で万華鏡を作ったけど、どれがどれだかわかるかな?
みんなも作って確かめてみよう!
※鏡2枚の万華鏡は、鏡2枚と光を反射しない黒い板1枚を三角の筒に組み上げて作るよ。
7月21日(火)は、休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
「海碧絣―水面と光―」 上野ツカサ 2013年 撮影:岡村喜知郎青や白などの板ガラスを重ね合わせ、断面に同一の線模様が現れるようカットした(金太郎あめをイメージしてください)ガラスパーツを並べて成形しています。それが美しい青のグラデーションと1枚の織物のような精緻な線模様を生み出しています。作家は、このように織物のパターンをガラスで表現する絣硝子(かすりガラス)シリーズを継続して作っています。本作は、深い青と無数の曲線の重なりが、波打ち、きらめく海面を思わせます。
「光華」 塚田美登里 2013年 撮影:岡村喜知郎
ガラスの表面を内と外から刻み込んでできた無数の線は、降り注ぐ光の筋を表します。銀や銅の薄いシートをガラスに溶着することで複雑な色合いを出しています。
熱や重力といった自然エネルギーを利用したり、金属等の他素材を組み合わせたりしてできる形や色は、それ自体が自然の神秘なのかもしれません。作品は、自然の一部である作家自身を通して現れた自然の結晶なのです。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、自由に外に遊びに行けない日が続いています。
そこで当館では、お家でも楽しくすごせるよう、これまでおこなった展覧会関連プログラムやワークショップのアーカイブをもとに、自宅にありそうなもの、手に入れやすい道具などでできるワークショップを紹介していきます。
第1回目は「簡単☆万華鏡づくり」。ガラス作家・本郷仁先生に考えていただいた方法を少しアレンジしてご紹介しています。
先日“シェイクアウトいしかわ”に参加した。県内で大地震が発生したという想定での訓練である。
今までお客様を交えての訓練をしたことがなかったので、わずかな時間ではあるが職員はドキドキ。
だが、いざ始まってみると、日ごろの訓練の成果を発揮!
無事終了したのであった。
ご参加いただいたお客様、ご協力ありがとうございました。
「インパーフェクト・フォー・ユー」 キャロル・ミルネ 2010年 撮影:岡村喜知郎
「お互いのための不完全」というタイトルがつけられた一組の靴下。
ガラスを編みこんだような形は、蝋(ろう)で作った原型から型を取った石膏の鋳型に、色ガラスの粉をつめて電気炉で焼成しています。絡み合って壊れやすいガラスの編み物が社会構造と似ていると考えている作家は、人と人の関係性をテーマに作品を作っています。少しずつ破れたり擦り切れたりしている靴下は、お互いの不完全を補っているのです。